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紹興酒の魅力を知る

中華のお供「紹興酒」

紹興酒がおいしい理由

原材料はその年の良質なもち米、上質な小麦、
なんと言っても「鑒湖」の清水を使い、何千年の歴史のある伝統技術により作られる紹興酒は、
世界の三大美酒とも言われています。

紹興酒のおいしい飲み方

紹興酒のおいしい飲み方

紹興酒は夏場に冷たくして飲んでもいいですが、人肌ぐらいの温度に温めて飲むと体が冷えている時にはすぐ暖まります。中国では紹興酒を温める専用の酒器も売っています。当店が販売している紹興酒はまずそのまま召し上がってくださいね。

紹興酒のフル活用方法

紹興酒のフル活用方法
紹興酒のフル活用方法

紹興酒には、実はアミノ酸が豊富に含まれていることをご存知ですか?
その他にもさまざまな栄養素が含まれており、アルコール度数も控えめなので、性別や年齢を問わず楽しめるのが魅力です。中華料理といえば、やっぱり紹興酒。
野菜炒めやお肉の煮込み料理、ちょっとした隠し味にもぴったりで、味に深みが出ます。
私はよく手作りの肉まんに、贅沢に甕入りの紹興酒を使っています。これが本当に絶品なんです。
お客様からは「西洋料理にも合う」とのお声もいただいており、和洋中さまざまなお料理に活用できる万能選手です。たとえば煮物や肉じゃがにも、是非一度試してみてください。
いつものお料理が、ぐっと香り高く、豊かな味わいになりますよ。

紹興酒のおいしい飲み方

紹興酒のおいしい飲み方

中国・紹興市で造られる伝統的な老酒を「紹興酒」と呼びます。もち米と、名水として知られる鑒湖(かんこ)の清水を原料に、長い時間をかけて熟成させることで、奥深い香りとまろやかな味わいが生まれます。
紹興市には多くの紹興酒メーカーが存在しますが、その中でも歴史ある名門として知られているのが「王宝和酒造」。紹興酒六大メーカーのひとつであり、巨大な敷地に広がる工場では、毎年莫大な量の紹興酒が醸造・貯蔵されています。

貯蔵庫には、50年、40年、30年ものの熟成酒から、数ヶ月熟成の若い酒まで、幅広くストックされています。たとえば12年物の紹興酒を造る場合、「調酒師」と呼ばれる専門家が12年・8年・5年などの原酒を絶妙にブレンドし、独自の方法で殺菌。甕(かめ)に封じて、さらに熟成させた後、ようやく出荷されるのです。ちなみに、できたての紹興酒はアルコール度数が高めですが、長期間の貯蔵を経ることで徐々に度数が下がっていきます。なんと50年も熟成させた紹興酒は、最終的に1.2度ほどになることもあるのです。

魯迅と紹興酒

魯迅と紹興酒

魯迅は近代中国の文豪とも言われている偉大な思想家です。
日本に留学した経験もあり、元々医学を勉強していた魯迅ですが、「体の病気を治すより、心の病気を治さないかぎりは、中国人はいつまでも封建主義で古い体質のままだ。」と、人びとの心の病を治すために筆を取り、数多くの鋭い批判の文章と小説を発表しました。
魯迅の生まれ故郷は紹興市です。水の都と呼ばれている紹興市の、たくさんの田んぼを持つ富裕な家庭で魯迅は生まれました。その後、貧しい生活を容赦なく強いられ、父の病気を治すために毎日漢方薬屋さんへ通いました。

魯迅は若き日に優秀な成績で来日し、仙台医専で医学の勉強をしました。解剖学を教える藤野先生は、文法の誤りから鉛筆削りまで、何から何まで教えてくれたそうです。魯迅は先生の教えに深く感動し、「先生は偉大だ」と、書斎の壁に先生の写真を貼って仰ぎ見ていました。後日、魯迅は藤野先生や日本での生活を懐古して「藤野先生」という短編小説を執筆します。作中、藤野先生は日本人の中でも典型的な「真面目」な人と書かれていますが、魯迅は単に藤野先生の真面目さを書いたのではなく、中国人の病気を治すために「薬」を示したものだ、と言われています。

中国人の病気とは一体、何でしょうか?中国語で「馬馬虎虎」と表現される言葉、日本語で言い換えると「不真面目、いい加減」です。この病気は当時の統治者ではなく、一般の民衆の病気でした。
魯迅のもうひとつの有名な小説「孔乙己」の中に孔乙己という人物がいます。彼は文学を志した男で、減亭酒店という店でいつも紹興酒を飲んでいます。盗みと酒におぼれ、周りにいる一般の民衆は彼を笑い者にしたり馬鹿にしたりするのです。この小説も「不真面目、いい加減」な中国人を描写し、更生を期待するものだったのかもしれません。

王宝和紹興酒

王宝和紹興酒

中国・浙江省紹興市に湧く名水「鑒湖(かんこ)」の清水を使用し、3年以上の熟成期間を経て造られたものだけが「紹興酒」と名乗ることができます。
当店では、中国国内でも高い評価を受けている「王宝和酒造」製の紹興酒を厳選して取り扱っています。
王宝和酒造は、紹興市を代表する“紹興酒六大メーカー”のひとつで、250年に及ぶ歴史を誇る老舗酒造です。
伝統を大切にしながらも、品質管理を徹底し、新たな挑戦を続ける王宝和酒造。
1994年には6種、1999年に3種、2004年にはクコや梅などの生薬を使った健康酒など、次々と新商品を生み出しています。 当店では、王宝和酒造が誇る甕(かめ)入り紹興酒をはじめ、希少な20年5L甕、30年熟成酒、20年熟成酒といった贅沢な逸品も、できる限りお求めになりやすい価格でご提供しております。
香り豊かでまろやかな味わいの逸品を、是非一度ご賞味ください。

私の紹興酒直輸入記

私の紹興酒直輸入記
紹興酒を手作りして生産している「王宝和酒造」!
私の紹興酒直輸入記
巨大な甕(かめ)は蒸したもち米を入れて発酵させる甕(かめ)です。手作りのため、毎年秋から新しいもち米を使って原酒を作り始めます。機械で作る紹興酒は一年中作れるそうです。
私の紹興酒直輸入記
巨大な工場です。毎年3,000トンの原酒を生産します。紹興酒を入れる前に甕(かめ)を蒸気で消毒します。作った原酒を甕(かめ)(24L)に入れる時に、完全密封してから貯蔵します。
私の紹興酒直輸入記
甕(かめ)24Lで原酒を1年、2年、3年...50年貯蔵していきます。
私の紹興酒直輸入記
王宝和酒造紹興酒のショールームです。王宝和酒造の紹興酒がずらりと並んでいました。
私の紹興酒直輸入記
紹興酒の輸入にあたり、ショールームでたくさんの紹興酒のことを勉強しました。
それから王宝和酒造にすぐに輸入していただいています。写真は厚生労働省に指定された「日本海事検定協会」従業員のサンプル採集の場面です。当店が立会いの元で行われました。
輸入食品等試験検査証明書

輸入食品等試験検査証明書です。4日間かけて成分を分析し、証明書を発行します。
もし問題はあれば輸入できません。